組織開発の道筋(MC組織開発マップ) 看護組織を「学習する組織」に変えていく道筋を、先駆的に取り組んだ施設の経験に基づいて体系的にまとめ、「MC組織開発マップ」と名付けました。新たにマネジメント・コンパスを取り入れる際の目安として活用してください。_ 「MC組織開発マップ」ダウンロード 各ステップ実践ガイドへはこちらから MC組織開発マップ ステップⅠ 実践ガイド MC組織開発マップ ステップⅡ 実践ガイド FAQ これは管理者の個人学習の指針ですか? MC組織開発マップは、個人(管理者)の学習活動の目安ではなく、組織的な学習活動や変革を進める際の道標となるものです。 本書後半の実践ガイドでは、先駆的に取り組んだ施設の経験を踏まえて、各ステップでの具体的な取り組み内容や次のステップに進む目安を示しています。 部署単位でも活用できますか? 部署ごとにステップを進めていくのではなく、看護部全体もしくは医療機関全体で「私たちが『学習する組織』を目指すなかで、今どの段階にいて、何をするのか」を共有することを目的に作られたものです。 ですから、看護部レベルで「いまうちの組織はステップ◯だ」という認識を共有することをお勧めします。 ステップを逆戻りすることもあるのでしょうか? 管理者の世代交代が進んだり、学習活動が停滞することにより、ステップが後退してしまったように感じることはあるでしょう。どんな学習活動にも当てはまりますが、土台となる思考基盤が揺らいだ上に新たな知識や活動を積み上げると、砂上の楼閣のように不安定な状態になってしまいます。 先駆的に取り組んだ施設でも、「ステップを進めるなかで行き詰まりを感じて、改めてPDPの学習を組織的にやり直した」というケースがありました。現在のステップの活動に組織がうまく適応できていない場合には、今の活動と並行して手前のステップの取り組みを再度実践することも選択肢の一つです。