CNMLについて

CNMLとは何か

CNMLは”Clinical Nursing Management Leader”の頭文字を取ったもので、日本語では「臨床看護マネジメントリーダー」と表記しています。「認定看護管理者」のように管理や経営に関する知識・経験を積むという観点ではなく、「臨床現場の看護をマネジメントする人をリードしていく」という役割を意識しています(認定看護管理者が兼ねることも全く問題ありません)。

本研究会の前身プロジェクトである、文部科学省委託「看護管理者の院内継続教育の推進」事業(平成27~29年度/日本赤十字社医療センター)では、院内で管理者を育成し、院内で管理者が学び続けるためのプログラムや仕組みの開発に取り組みました。これまでの管理者教育は看護協会等の「院外」での研修を軸としていましたが、今後は管理者が院内で学びあえる体制が必要であろうという問題意識に端を発しています。

そこで、文科省事業を通じて「臨床看護マネジメントリーダー(CNML)」の養成プログラムを開発し、平成28~29年度にかけて実証講座を実施しました。CNMLの担い手は、院内で管理者の育成・能力開発に携わることから、役職としては看護副部長・統括師長・看護部長などを想定しました。本研究会ではこの養成プログラムの改良および実施運営を引き継ぎ、今後もCNMLの養成に取り組むとともに、CNMLの相互学習や情報交換を支援して参ります。

cnmlの役割

CNML は、大きく2つの役割を担います。一つは、PDP フレームワークを使った問題解決のやり方を熟知し、グループワークのファシリテーターの役割を務めることで、院内全体の問題解決能力を向上させていくことです。そしてもう一つは、院内の管理者教育の目標を立て、その目標を達成するために教育計画を策定し、継続的な教育を実施することです。

院内で看護管理者を育成していくためには、管理者同士が自分たちの普段の管理業務について、ちょっと集まって共有し合ったり、困りごとを抱えた人がいたら皆で話し合って解決したりといったことが日常的に行われるような組織学習の文化を、院内に根付かせていくことが必要です。CNML には、部下のPDP グループワークがうまくいくようファシリテートしたり、院内で管理者同士が学び合う場を設定したりと率先して活動することで、そのような文化を少しずつ定着させていくことが期待されます。