実践者の声

「『困る』こと自体が重要な職務遂行能力である」この言葉に衝撃を受けた。私はこれまで、『困った』と言わずに『問題』として解決しなければいけないと考えていた。スタッフの頃、病棟会に『困った』レベルで議題として挙げると『それでは話し合いが進まない』と注意され、自分なりに『問題』を見つけて提起したことがあった。『困る』ことも能力の一つで、問題解決の第一歩が『困ること』ということをみんなが理解すれば、『困った』と言いやすくなり、それに対してそれぞれの立場で意見が出されるはずである。

師長という気負いから、解決策を出さなくてはいけないと思い込み、スタッフに伝えていたときもあった。講義の中で、解決策だけ伝えられ嬉しいかと問われ、非常に後ろめたい気持ちになり、問題解決を支援する立場であることを痛感した。

PDPのワークは初めてだったが、他の受講生の分析を手伝っている時はうまくいくのに、自分のことを分析するのはとても難しかった。話しながらうまく引き出してまとめてもらえると、自分でも言語化できていなかったことが明らかになってすっきりした。(中略)ワークを進めていくのに、対話が重要であると学んだ。

研修受講者の声(抜粋)

  • 楽しく学べた。
  • 内容が具体的でとても分かりやすかった。
  • 活発な意見交換ができた。
  • 普段のマネジメントに活かせる内容だった。
  • 問題解決に向けて具体的かつ実践に落とし込める形で学べた。
  • 問題解決能力を高められる研修に参加できて良かった。
  • 問題解決の考え方がとてもシンプルになった。
  • PDPを活用して問題を解決する方法を学んだ。まずは簡単な実現できそうな事から行っていきたい。
  • 困りごとがシートによって整理できた。シートの使い方がよく分かった。
  • シートを活用する事で、真の困りごとが見えてくるので、大変良かった。
  • 困りごとをきちんと言葉にできていなかったと痛感した。これから分析していく事にワクワクしている。
  • 言葉を正しく、分かりやすく表現することを心がけたい。